こいうまや

おうちで英語学習をがんばっています!他にも妊娠・出産や育児、日々のことなどいろいろ。

新型出生前診断(NIPT) 受けると決めたら早めの予約を。

妊娠・出産の話です。

今回はNIPT の話。高齢出産になる場合、気になってる方は多いと思います。

私は第2子の次男を38歳の時に出産しました。その時にNIPT(無侵襲的出生前遺伝学的検査)、いわゆる新型出生前診断を受けています。

検査を受ける事の是非に関する倫理的な話はちょっと今回は置いておいて、検査を受けた体験について書いてみます。


NIPTについての詳しい説明は、NIPTコンソーシアムのサイトにありますので、興味のある方はぜひ読んでみていただきたいのですが、

簡単に言うと、妊娠初期のママの血液を調べることで、赤ちゃんに13トリソミー、18トリソミー、21トリソミー(ダウン症)という染色体異常の病気があるのかどうかがわかりますよ、という検査です。

2011年に米国で始まった比較的新しい検査で、クアトロテストよりも遥かに精度が高く、羊水検査と違って流産リスクがないという、いいとこ取りのような話で、新しい技術ってすごいな〜と発表当時とっても関心した覚えがあります。

その精度の高さと手軽さゆえに「命の選択につながるのではないか」といった議論が盛んにされ、2017年6月現在、日本ではまだ臨床研究の段階で、限られた施設で限られた対象の妊婦さん(出産時35歳以上、またはハイリスク要因あり)のみが受けられる検査になっています。費用も20万円前後と非常に高額で、とてもとても気軽に受けられるような値段ではありません。

が、うちは受けました。

そして、なかなか大変でした。

まず情報を集めるところから自分でやらないといけないのですが、もしかしたらこれが一番のハードルかも。NIPT を受けられるのは妊娠10週ごろから14週ごろまでの初期の期間に限られています(検査機関によって幅がありますので要確認)。私の場合は妊娠前から受けると決めていたので、一応心拍の確認ができるまでは待ちましたが、確認してすぐに予約を入れました。8週ごろだったかな。それでも13週ギリギリの予約でした。妊娠してから、検査について調べて、受けるかどうか考えて、夫婦で話し合って決めてってやってたら、予約が間に合わなかったかもしれません。

そもそも、産院側から「こんな検査がありますよ」みたいな案内もまったくないので、知らなければそのまま検査可能の期間も過ぎていたと思います。妊娠が確定した時点で、NIPT を受ける意思がある旨をその時の担当医に相談したのですが、「紹介状は書くけど、あとは勝手にどうぞ」という感じであしらわれ、何か資料が用意されているんじゃないかと期待していたのですが本当に何もなくて、結局全部自分でインターネットで調べました。総合病院や大学病院などの大きな病院ならまた違う対応だったのかもしれませんが…

そして、実施している施設が少ない。私の住んでいる県では2つの病院でしかやってないので、電車を2本乗り継いで40分ほどの所にある大学病院まで行きました。妊娠10週〜13週と言えばまだバリバリつわりのある時期です。そんな時期に遠出したくないよ〜。

まぁでも行くしかないので、予約の電話をします。すると、検査前にまず遺伝カウンセリングを受けてもらいますと言われるのですが、必ず夫同伴でとのお達しが。土曜日に予約できればよかったのですがうちは日にちが合わず、平日の予約になってしまったので、夫には仕事を休んでもらう事に。

予約と同時に、かかりつけ医からの紹介状をなるべく早く送れと言われます。それも、大学病院側の指定の書式で書いてもらわないといけないので、速攻で産院に依頼して、急ぎでやってもらいました。紹介状と言っても、要するに、この人は検査を受ける日に妊娠13週で間違いないです、というだけのものです。それを書いてもらうのに7,000円取られました…ちーん。

ここまで何とか準備したら、後は夫に急な出張が入らない事を祈るのみです。

そして迎えた当日。上の子を早めに幼稚園に預け、夫と大学病院に向かいます。慣れない道のりでアタフタしつつ、予約時間ギリギリで到着。夫婦で遺伝カウンセリングと今回の検査の説明を受け、やっと検査に向かいます。と言っても採血するだけなので、ものの5分もかからず終了。血液は検査機関に送られて、結果が出るのが2週間後です。で、この日にドーンと検査費用の20万円をお支払い。

2週間後、結果を聞きに再度大学病院へ。これは夫同伴でなくとも、私だけで大丈夫です。結果は陰性で、まずは一安心でした。

これからNIPT を受けようかという方へ

受けると決めたら意思を強く持って、とにかく早めに予約を入れるのが一番だと思います。できれば妊娠前に検査についてよく調べてパートナーとも話し合って、受けるかどうかの決断をしておいた方がいいです。妊娠初期の不安定な時期に大変だと思いますが、がんばってください!

ちなみに、最近では認定機関以外の所が「年齢を問わずNIPTが受けられます」とネット広告を出しているのを見かけるようになりました。いいのかな?と思ってたら、案の定、日本産婦人科学会は非難しているもよう。

個人的には、検査自体は年齢に関わらず希望すれば誰でも受けられるようになるといいなと思います。それとは別に、日本でも遺伝カウンセリングが一般的になればいいと思うんですけどね。妊娠したら誰でも一度は遺伝カウンセリングを受けて、NIPT を含めた諸検査についての説明を受けたり、相談ができるようになるのが理想じゃないかなぁと思います。